2021年11月7日日曜日

11/07 秋の0円非常食

 こばわー^^

へのみちです。


_(:3」∠)_  _(┐「ε:)_


11月6日(土)は秋晴れの気持ち良い日。

こんな日は、野外に出かけたいですね。


そこで、おいら、早起きして、公園に遊びに行きました。

目的は、どんぐり採集。


「どんぐり」には、様々な種類があり、一応、パンツや実の形状で分類できるらしい。


どんぐりは、縄文人が食料にしていたようですが、多くのどんぐりにはタンニンと呼ばれる渋み成分があって、アク抜きの処理をしないと食べれません。


そして、このアク抜きの作業は非常にめんどくさいらしいのです。


そこで、様々などんぐりがある中で、おいらは、アクが少なく、そのまま生でも食べられる、「マテバシイ」と「スダジイ」を狙うこととしました。


さて、どんぐりの木を探しましょう。

【シラカシ】


木の下を探すと、どんぐりが一杯落ちている。


縞々パンツ。

これは、アク抜きが必要なダメな奴なので、ポイッ。


一所懸命に、目的の木を探す。


そして、ついに!

【マテバシイ】


幹が白っぽい木を発見。

多分、標識が無ければ分からんかった。


木の下の地面の実を探す。

どんぐりの見分け方の1つにパンツの形状がありますが、今回、ほぼ全ての実が、パンツが脱げておりました。


多分、どんぐりの時期は9~10月が最適で、11月6日は、少し時期が遅かったからでしょう。


とはいえ、実の形状でも鑑別は可能です。

【マテバシイの特徴】

砲弾型で、底はへこんでいる。

底面を見ると、明らかにへこんで、こんな形になっている。


横からみると、底の水平面から出っ張る部分なし。

まあ、木の標識で確定診断されているのですが、一応、木の標識が間違っていると困るので、そこらに落ちている脱げたパンツの形状や実の形状も確認します。


多分、おいら、マテバシイについては、落ちている実だけで確定診断できるようになりました。


次に見つけたのは。

【スダジイ】


幹はなんだかボロボロな感じ。

木の下の地面を見ると、実が落ちてない感じでしたが、落ち葉をどけたりして念入りに捜索すると、実を発見しました。

【スダジイの実】


なんだか、どんぐりっぽく無いですね。

やや小ぶりな感じ。


そして、大きな特徴は、下のようなバナナの皮のようなパンツを被っていること。


まあ、多くの実は、パンツが脱げて、実だけになっているのですが。


これで、両方の実をそれぞれ採取できたので、一度、新居へ帰ります。


採取した実

【マテバシイ】

総勢70人


【スダジイ】

総勢23人


このマテバシイ70人、スダジイ23人は、あくまで勇者候補生であり、更なる試練が待ち受けています。

【水の試練】
水に入れ、潜水能力が高ければ、真の勇者となる。
(虫食いや空洞があると、水に浮くという選別作業)

さて、数の少ない「スダジイ」から行きましょう。

使い捨てコップに水を入れ、実を投入。
すると!

おおっー、きれいに分離しました。
浮いた実を取り除くと、合格者は13名。
13÷23×100=合格率は、56.5%となった。

次に「マテバシイ」はどうか。
家にタライとか無いので、仕方なく洗面台を使用。
すると!

浮いた実や、沈んではいるけど中途半端に持ち上がってる奴を排除すると、合格者は55名。
55÷70×100=合格率は、78.6%となった。

なんでか分かりませんがマテバシイの合格率は高かったです。

そして、合格者達は、コップ1杯分位になりました。
そのままコップに2~3回、水を入れて洗浄。

水に濡れてしまったので、日の当たる室内で乾燥させます。

マテバシイの中には直立するものもあって、省スペースになりますね。

そして、不合格となった者達の処置ですが、食料としては不合格ですが、木の実としての能力は保持していると思われますので、自然界に返品します。

最近流行りの「成長と分配」。
不合格者達は、自然に還り、次の成長を担ってもらう。
合格者達には、おいらへの自然からの分配となって頂きます。

そして、乾燥作業の間に、昼飯へ。

向かったのは、「やるき茶屋」さん。

ここで、パワーランチの「やるき弁当(税込1000円)を注文。


物凄い豪勢!!

お店の新聞を読みつつ、完食。
パワーランチは、ご飯、味噌汁などがお替り自由みたいですが、お腹一杯過ぎて、そんな余裕なし。

お支払いは、もちろん株券で。

メッチャやる気が出たところで、新居へ戻ります。

乾燥が充分できたのを確認し、今度は実家に向かいます。
(新居にはガスや調理器具が無く、室内は飲食禁止ですから)

実家へ到着。

実家の台所を借り、早速、フライパンで乾煎りします。

「マテバシイ」も「スダジイ」も生で食べれる、という事でしたが、一応、食中毒の可能性も考え、雑菌を死滅させます。

実を転がしながら、表面が黒く焼ける程度まで加熱。

ネットでは、加熱で殻が割れる、ということでしたが、焦げでもしたら困るので、適当なところで火を止める。

さあ、食べてみましょう!

まず、難儀したのが、殻を剥くところ。

手やハサミでは全く剥けず、銀杏を割る道具で何とか実を割りました。

中身を取り出すと、こんな感じ。

左が「マテバシイ」、右が「スダジイ」。

「マテバシイ」の方は見た目が栗っぽいですね。

いざ、実食!!

個人的な感想ですが、「スダジイ」は、甘みがある感じ。

「マテバシイ」は温かい内は、少しですが栗の香りがし、栗の劣化版という感じでした。

「スダジイ」は「マテバシイ」よりもアクが少ないという事でしたが、どちらも渋みは全く感じませんでした。

人によって好みが分かれるところですが、おいらは「マテバシイ」の方が、良かったかな?

量も多くて、腹も膨れますし。

沢山食べて、少し余った分は、非常食として、明日に持ち越し。

今、原油高騰などで、エネルギー資源が無い日本は、結構厳しい状況ですが、実は、日本は「どんぐり王国」らしい。

そこらへんの樹木に変えて、「マテバシイ」や「スダジイ」を植林していけば、日本の食糧自給率がアップするんじゃないかなー。

ごちそうさまでした^^


_(:3」∠)_  _(┐「ε:)_

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