へのみちです。
今日は光魔法のお勉強をしましょう。
皆さんは、アウトドアで、山を登ったりしませんか?
また、雨や雪で路面が滑りやすくなり、すっ転んでしまったことはありませんか?
日本には「転ばぬ先の杖」というコトワザがあります。
おいらも、たまに山に登ったりしていたので、杖に興味がありました。
アウトドアショップでも頑丈な杖が販売されているのですが、予算の逼迫している「へのみち国」の事ですから、山歩きの際などに、良さそうな木切れを拾っては杖として使っておりました。実際に使いながら試す訳ですから、実用的かどうかのテストも出来る訳で
す。
でわ、どのような杖が良いのか?
おいらの考えでは、長さ、太さ、頑丈さ、弾力、軽さ、バランス、見栄えの7点が重要です。
①長さ・・これは、地面に突いて、肩の高さ位までが良いでしょう。
②太さ・・手に持って、しっかり握れる太さが良いでしょう。
③頑丈さ・・杖は使う都度摩耗し、杖底は平らになります。また、途中でポッキリ折れたりしないように頑丈なものが良いでしょう。
④弾力・・杖を突いた時、地面からの反動が手に来ます。体重を掛ける時にも弾力がある方が疲れないでしょう。
⑤軽さ・・重いと持ってるだけで疲れてしまいます。
⑥バランス・・杖の重心や持ち手の位置などで、疲れにくいものが良いでしょう。登山の際など、登りでは短く、下りでは長く持つなど、持つ位置を変えることもあるので、どちらにも対応できるバランスが求められます。
⑦見栄え・・杖を持ってると人に見られます。あまりにも変な形の杖は持たない方が無難です。また、自分の気持ち的にもカッコイイと思える杖は持ち歩きたくなります。
そうした中、拾ってきたこの杖。
頑丈、軽さ等の条件をクリアした1品です。
この杖は、自然の木なので、湿気には弱いです。そこで、杖を強化するために「ニス」を塗ります。「ニス」は昔、図工の授業なんかで使ったよね?DIYでも使うのかな?
耐水性を高めるために、普通のニスではなく、油性の屋外用の防水ニスを使いましょう。
ニスを塗ると、薄茶色の木は、より黒っぽくなります。
ニスの効果で、耐久力、耐水性がアップしました。
次に、蓄光塗料を塗ります。
蓄光塗料とは、蛍光塗料とは違いますよ??
蛍光塗料は、夜間、車のライトなどを反射し、事故にあわないように目立つものですが、蓄光塗料は、日中に太陽光を吸収し、暗くなると発光するものです。
そうそう、ニスや塗料を塗るときは、吸引したり、手に付いたりしないようマスクと手袋を着用し、ニスは刷毛で塗り、晴れた屋外で、新聞紙を敷いた上で作業することをお勧めします。雨の日だと、塗った後、乾燥しないからね。
これを塗ったものがコチラ。
こうして着色してみると、ある事に気づいた。
蛇に似ていると。
特にこの頭の部分。目とか口とかがそっくり!!
そこで、この杖は「ヘビの杖」と命名した。
そして、昼間に日の光をたっぷり吸わせた後、まっ暗闇に置いてみる。
すると、どうだ!!
薄ぼんやりと発光しているでわないか!
光魔法、発動!!!
これで、この「ヘビの杖」には、以下の能力が備わった。
①耐久力+1
②耐水性+1
③光魔法Lv1
この「ヘビの杖」は妻の療養中に作り、完成後に見せに行ったら、普段、あまり物を欲しがらない妻が珍しく、欲しいと言った。
後に妻にあげて手に持たせて登山に行ったのだけれど、杖が傷つくのが嫌といって、手に持ってるだけで、全然、使おうとしない。
妻が亡くなった時、棺に一緒にこの杖を入れた。
向こうの世界で困った時、この、おいらの魔力を思いきり注ぎ込んだ最強の杖が役に立つと信じて。
さて、妻が普段、「ヘビの杖」を使わないので、妻用に普段使いできる杖を、もう1本作製していた。それがコチラ。
そして、おいら用の杖はコチラ
おいら用の杖は、持ち手の部分が特殊な構造をしていて、仙人の杖っぽい。
これまで、幾多の山や難所を共に潜り抜けてきた相棒なのだ。
この2本の杖を現在所有しているが、最近は使う機会が殆ど無くなってしまった。登山しようという気力が沸いてこないのだ。
ちなみに、魔法の杖関連では、三国志に出てくる仙人が、「アカザの杖」を使う記述がある。
アカザは1年草で、木というより草なんだけど、軽くて、杖には最適らしい。
アカザは1年草で、木というより草なんだけど、軽くて、杖には最適らしい。
みんなも興味があったら、作ってみるよろし!!
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