へのみちです。
今日は、前から行きたくて行けなかったお店に昼食に行けました。
お店は茨城県筑西市にある「荒為」さん。
古民家風で落ち着いた雰囲気で、お料理も美味しかったです^^
写真のメニューは、2030円で、お茶、コーヒー、デザートがさらに付きます。
仕事を終え、帰宅。
さて、ここからは昨日の続きになるのか。
実は、この死別編。
去年の3月頃に、記録として書き連ねておいたものを、ここにきて初めて公開している。
なので、今の心境というよりは、死別の災厄から約1か月後の心境をそのまま記載している形です。
今日は、兄の件。
2017年2月8日(水)、実兄(48歳)が倒れたとの連絡が実家からあった。
兄は国立の超難関大学を卒業し、大企業に就職。
海外の支社を飛び回り、同期入社した中でもトップクラスの出世を遂げ、会社の信頼も厚かった。
お互い社会人になってからは、殆ど会う機会も無かったが、子供時代から、おいらがとても敵わないほどの優秀さであった。
その兄が、家族の誰にも言わなかったが、10年位前から重症筋無力症という難病指定にもなっている病気を患っていたらしい(会社の人には話していた)。
この病気は、自己免疫疾患であり、50代位から発症のピークがあるらしい。瞼が下がり、車の運転が難しくなり、疲れやすく、重度になれば呼吸不全にもなる。家族に心配をかけまいと黙っていたのであろうか。
兄は独身で、ローンも払い終わった都内のマンションに1人暮らし。心臓もしくは呼吸に異常を感じ、自分で救急車を呼び、玄関の鍵を開けたものの、オートロックのマンションが災いし、救急隊員がマンションの中に入れず、心停止から蘇生まで40分が経過した。心肺停止から3分もすると脳死の可能性が高いらしいから、40分は絶望的な時間らしい。
結局、意識は最後まで戻らず、植物状態が続くこととなるが、遺書などは残されておらず、医師からは延命治療について判断を求められることとなる。
本人への確認が出来ないが、会社の人に延命を望んでいないと伝えていたこと、本人の性格上、回復の見込みが無ければ延命は望まないだろうと思われたことなどから、家族の最終的な判断は、回復の見込みが無いのであれば、ただ身体だけを生かしておく延命は望まない、という結論に達した。
兄の住まいには、友人関係を知るメモなどは残されておらず、会社一筋であったことが窺えた。一人暮らしのため、通帳の暗証番号やパソコンのID・PASSなども不明。資産状況の全貌なども不明。
兄の死は、以下の教訓を残した。
①一人暮らしで管理人のいないオートロックマンションは危険(何かあった時、救急車が入れない)。
②暗証番号やID・PASS、連絡帳などは分かるようにしておいた方が良い。
③いくら高学歴、高収入、優秀であっても、48歳の若さで死んでは元も子も無いではないかっ。
そして、家族の大黒柱であった実兄が亡くなったということは、愚鈍な次男であるおいらが長兄の役割を果たさねばならないということでもある。
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