2018年2月15日木曜日

02/15 死別 H29.2.12 2日目 エンディングノート

こばわ。
へのみちです。

2017年2月12日(日)
7:00 コンビニに買い出し
8:00 最初に搬送された病院にタオルを返却
9:30 自宅近くのホテルに、ちーちゃんのご両親を迎えに行く。カワチで入院時に使用するものの買い出し。
12:00 病院着。面会時間は13時からなので、入院で使用するタオル、服、コップなどにサインペンで名前を書く。
職場の上司に電話。明日の仕事は自分がメインの業務なので出勤する旨を伝えた。
13:00 ちーちゃんの兄家族が合流。
ちーちゃんと面会。面会と言っても、ちーちゃんの意識は無い。
昨日は意識が無い状態で、目を開けたり、口を開いたり、手を大きく振り回すなどの動きがあったが、今日は寝ているような状態。
皆の呼びかけに無反応。皆で手を握ったり、呼びかけを繰り返す。
おいらは、妻がよく希望していた足裏のマッサージをする。
15:00 ちーちゃんのご両親、兄家族と食事。病状を説明する。ちーちゃんのご両親からは食事代も出してもらった。
17:00 自宅に帰宅。3月に予定していた、ちーちゃんとの伊豆旅行の宿をキャンセル。
自宅で、ちーちゃんの診察券などから、予定されていた歯医者の予約などをキャンセル。

なぜ、ちーちゃんは倒れたのか?自宅の状況や手記などが無いか探す。

すると、コタツの周囲に、シンプルな葬式などの葬儀社のパンフレットがあり、さらに、押入れからエンディングノートが見つかった。

エンディングノートとは、遺書ではないので、法的な拘束力は無い。
しかしながら、今回のように急に意識が無くなった場合など、本人の生前の希望を記しておくツールである。おいらは、疲れて抜け殻のようになっていたが、このノートを見つけた時、本人の意思が伝わり、少し気力が戻った気がした。

ノートの中身は以下のようであった。
・本人、夫、家族、親戚、友人の連絡先や本人との関係
・延命措置について・・延命より苦痛を少なくして欲しい。
・葬儀について・・シンプル、少人数、無宗教、できるだけ安く。
・お墓について・・墓不要。永代供養方式。実母、夫、本人の骨を一緒にして。
・遺産分割の方法
・大切な人へのメッセージ

このノートは、本人の意思表明だけでなく、その後の手続きをするうえで、連絡先などが書かれていて、何度もノートに助けられた。

今、生きている両親はもとより、自分もいつ何時、不慮の死を遂げるか分からない。

このようなノートを残された家族に残しておく必要があると思う。

そして、ノートの最後のページに記載されていた、大切な人へのメッセージ。
おいらは、ちーちゃんに、「陽くん」と呼ばれている。

このノートを書いた日付は平成29年2月3日。倒れた10日の1週間前だった。食べても太らないことや、自分の体調に異常を感じ、死を予感していたのか・・。

迷惑なんかじゃないし、おいらみたいなのを、最初から最後まで、これほどまでに、ずっと好きでいてくれた唯一の存在。

こちらこそ、ありがとうだよ。

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