03／29 海外旅行の是非

こばわー＾
へのみちです。

今日は、職場の机を磨き、机の中を文房具まで全て片付け、後任の方にすぐにでも渡せる形にまで整えました。

明日は最終日なので、残業もできないですし、全ての作業を前倒しにやっておく癖が染みついてしまっているのです。

明日は、お別れの挨拶を考えて、飛ぶ鳥後を濁さず、で締めたいと思います。

さて、４月になったら、本当に無職のプータローになります。

職場の方からは、こんな長期の休みはなかなか取れないのだから、海外一人旅でも行って休んできたら？と言われます。

確かに、仕事をしていると、長期の連休は取れないし、７日以上の旅行とか、夢のまた夢です。

けれど、海外旅行に行くのは怖い。

今まで、海外に行ったのは、家族でのヨーロッパ旅行（イギリス、ドイツ、スイス、フランス、ルクセンブルグ）、大学時代のタイ旅行、妻と言ったベトナム旅行。

どれも楽しかった。

特に、ベトナムでは、美味しい食事（フォー、春巻、バインミー、ベトナムコーヒー、メコン川の魚、南国フルーツなどなど）、メコン川クルーズ、物価の違いを利用した市場での爆買い、水上人形劇など、盛りだくさんで、沢山の買い物もした。

そして、妻と死別後の去年１１月、台湾に傷心旅行を決行。

台湾は、食べ物も美味しく、言語も漢字は日本語に近く、物価も安く、治安も良い、理想的な国。

初日は、ツアーの他の客と食事を共にし、願い事をランタンに書いて空に飛ばすランタン揚げのイベントにも参加した。

この初日。他の客と円卓を囲んだ食事では、一人参加はおいらだけ。周りの方が他の方と自然に会話する中、おいらは一人だけ、会話に全く参加できなかった。

隣の人に話しかける勇気もなかった。

ランタン揚げでは、妻への願いを込めたランタンを空に飛ばす。これをするためだけに台湾に来たといっても良いだろう。

だが、ツアーが終わり、ホテルへと一人歩いて帰る道すがら、台湾にもあるセブンでビールとおつまみを買い、夜道をさらに歩いていた時、突然、どうしようもない孤独感に襲われた。

こんな海外まで一人でやってきて、自分は一体何をしているんだ？明らかに旅行を楽しみに来ている他の人達とテンションに差がありすぎて、自己嫌悪になってしまった。

結局、一晩寝た次の日からは、何とか気分を持ち直し、別の参加者と食事を共にしたときは、積極的に会話し、旅を終えた。

海外旅行は、とても楽しいイベントのはずだった。
けれども、共に楽しみ、思い出を語り合う伴侶が居なくなった、今この状態で、心の底から楽しめているのか？
ちーちゃんと一緒に来ていたら、どうだった？

もし、ちーちゃんがいたら、ガイドブックに付箋を貼って、こういうお店が好きで、こういう食べ物をチョイスしただろう。自分の好みだけでなく、おいらの好みにも配慮しただろう。

宿に戻ったら、２人でその日の行動を振り返り、これが楽しかったとか、これが良かった、陽くんが楽しそうにしてた、とか語り合い、明日の予定を笑いながら２人で話し合って決めただろう。

そんな思考を何度も繰り返し、もう２度とそんな日は戻ってこないという絶望感に打ちのめされ、ここで終わりにしようか？と思ってしまう怖さがある。

なので、どうしても、二の足を踏んでしまうのだ。

現時点の総資産105362ﾎﾟｲﾝﾄ（5268円分）