2018年6月17日日曜日

06/17 驚きのアイテム「フクロナガサ」

こばわー^^
へのみちです。

今日は、おいらの冒険ギアをご紹介いたします。

以前、当ブログの雑草料理の記事(04/01草食系男子:へのみち君参照)で、まな板の脇に、明らかに場違いな包丁が並んでいたことを覚えておられますでしょうか?

後で紹介しようと思って伏線を貼ってみたものの、今の今まで、すっかり忘れておりました。

この黒光りする変な包丁。
これは果たして何なのか?

これは、実は、ものすんっごい、冒険ギアなのでしたあああああああああああああああー。

おいら、かつて狩猟採集生活に興味があり、現場で役に立つ、調理道具(包丁やナイフ)が無いか、探しておりました。

そこで、ネットで見つけたのが、有名な狩猟集団として知られたマタギが使っていたマタギ山刀(マタギナガサ)の1種のフクロナガサ。

昨今では、全国的に狩猟人口が減少し、シカやイノシシが増加して耕作地が荒らされている、という話もありますが、日本古来の伝統の技が今でも秋田県阿仁町に継承されているようです。

この秋田県阿仁町には、「マタギの里」もあり、いつか訪れてみたいと思っていますが、なかなか機会がありません。

この阿仁町で、「西根正剛」という銘で、叉鬼山刀(マタギナガサ)が作られているようです。

ネットで見れば見るほど、欲しくなります。
実用性もあり、美術品としても価値があるでしょうし、ハンドメイドで2万円以上しても、家宝として残せるレベルだと思います。

しかし、恐らく、買ったら、使うのがもったいなくて、家宝として家の押入れに大事にしまわれることになることが予想され、いつかは欲しいと思っていますが、現場で使うものは別の所から調達しようと思い至りました。

そこで、次に検討したのが、コールドスチール社。
これは、アメリカのナイフメーカーで、日本刀やら各種ナイフを製造しているメーカーです。

そして、ぶっ飛んでいるのが、会社のデモ動画。
会社の社長?が、様々な刀やナイフを使って、ぶら下がった枝肉やぶっといロープ、液体の詰まったボトルなどを豪快に叩き切ったり、万力で刃を極限まで曲げて折れないかテストしたり、刀を手裏剣のように投げて標的に突き刺して見せたり・・(日常で包丁やナイフは投げたりしません^^)。

とにかく頑丈さを売りにしているメーカーなのです。

このぶっ飛んだ姿勢に感銘を受けたへのみち氏は、この会社が好きになってしまったのでした。

そして、日本の又鬼山刀である「フクロナガサ」を真似したと思われるナイフも開発していました。

その名は「ブッシュマン」。
なんか、アフリカに出てきそうな名前ですね^^

このブッシュマンの形状は、こちらの通り。

真っ黒な刀身。
刃から柄まで一体成型された堅牢性。
素材はsk5炭素鋼を使っているようです。
sk5炭素鋼がなんなのか、さっぱり分かりませんけども、何やら、凄そうな響きではないですか。

そして、鞘の部分に小さなメタルマッチも付属しています。
このマッチで、現場で着火することもできる優れもの。

そして、先程から、何度か出てきている「フクロナガサ」という言葉。

「フクロナガサ」とは何なのか?
これをご覧ください。

ご覧いただきますと、柄の部分が丸く筒状になっておるではないですかっ!!

これが、マタギの世界で発明された「フクロナガサ」の一番の特徴なのでした。

狩猟中に山で熊と遭遇し猟銃が使えないいざという時は、この筒の穴に木の棒を刺し、槍のように使うことが出来るという、驚きのアイテムなのです。

この中二心をくすぐられるアイテム。
一昨年、おいらはこれを通販で購入し、一度も現場で使うことなく、家宝として、家の押入れに大事にしまっています^^

以上、「驚きのアイテム「フクロナガサ」」のコーナーでした。

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