2018年6月23日土曜日

06/23 多磨霊園の見学会

こばわー^^ 
へのみちです。

今日は、都立霊園の1つである多磨霊園の無料見学会に参加してきました。

目指すは京王線で「飛田給駅」へ。
ここから見学会用のバスで多磨霊園まで連れて行ってもらいます。

見学会ではない、本来の行き方としては、同じ京王線で「多磨霊園駅」で下車し、京王バスで向かうと良いでしょう。

飛田給駅はこんな感じの綺麗な駅です。
そして、見学会用のバスの車内で、アンケートを記入したり、資料、飴、お茶、インカムが配られました。

さて、いよいよ霊園に向かいます。

霊園内は、道路の幅が広く、一般車両は路肩に路駐でき、バスもある程度中までずんずん入っていけます。

自然が豊かな印象で、非常に蚊が多かったです。
夏場は、虫除けスプレー&キンカンの用意が必要でしょう。

そして、特徴的な植物も2つ発見。
1つは小判草。

小判みたいな形をしていますね^^

もう1つは、ネジバナ。
綺麗なピンク色で、ねじれてます^^


さて、お墓を見て行きましょう。

ここ、多磨霊園は、都立霊園の中でも、古くから存在し、多くの著名人が眠っているようです。

例えば、北原白秋、岡本太郎、吉川英治、山本五十六などなど。

お金を沢山かけたであろう、広くて、立派なお墓もあります。

中にはこんな、芸術的なお墓もありました^^

多磨霊園の区画には、大きく分けて3つのタイプがあります。
①一般埋蔵施設
②芝生埋蔵施設
③長期収蔵施設

これらを順番に見て行きましょう。

①一般埋蔵施設
 これは、普通の一般的なお墓です。
 区画は、2㎡(1m×2m)が一般的とのことです。
 それは、こんな感じ。

霊園が当たった場合、3年以内に納骨しないといけませんが、石塔の設置は義務ではないようです。

また、道路に近い区画が当たるとラッキーであること、増税前は注文が多いこと、区画内に木とか植えると隣に迷惑になること(手入れされていない墓地内の木が大きく成長して、隣に枝が伸びていたり、根っこで墓石が崩れているとこようろもありました)等の説明がありました。

勝手に植物が生えないようにするには、砂利を敷き詰めると良いようです。

さらに、石の材質について。

石は、頑丈な石でないと、震災等で崩れたり、壊れたりします。

みかげ石が頑丈らしいですが、研磨することで、撥水性が増し、長持ちするようです。

上の写真は、左右どちらも「みかげ石」ですが、左は研磨していないもの、右は研磨したものです。

右の方が傷みも少ないように見えますね。
わざと、研磨せず、良い味を出しているという考え方もあるでしょう。

そして、耐久性に乏しいのは、「大谷石」。

「大谷石」は柔らかめで、現地で加工しやすいメリットがあるようですが、「みかげ石」に比べると長持ちしにくいようです。また、なかなか取れなくなってきていて、お高いようです(栃木県宇都宮市で取れる石で、昔、大谷観音を見に行ったことがあります^^)。

お次は、
②芝生埋蔵施設
 これは、文字通り、きれいな芝生のあるところに、整然とお墓が並んでいます。

ここの芝生は、都がきれいに管理してくれるようです。

そして最後に、
③長期収蔵施設
 これは、「みたま堂」という建物内のお墓です。
このような建物の中に、遺骨を収納する場所があり、そこに埋葬します。

建物内の中央には、こんな水が流れ落ちるモニュメントがあり、その真上の天井を見上げると、、、、

おおーっ、なんと、オシャレな天井^^

普段、霊園なんて見る機会が無く、よく分からないまま生活していましたが、勉強になりました^^

そして、帰りは、飛田給の駅前にマックで食事し、帰ってきたのでした。

お・し・ま・い💛
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