おはようござます。
へのみちです。
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今、読んでいる星新一の著書「明治・父・アメリカ」。
この本にすごくハマっています。
例えば、本の中にある処世上の注意。
「粗食でもいいから十分に食え、十二分に食うな。栄養をとったらくたびれるまで十分に働け、十二分に働くな。くたびれたら十分に眠れ、十二分に眠るな。それで肉体の調和が保てる。」
「脳の調和は、無駄な空想に浸らないことで保て。何か問題に出会ったら、ひとつずつ良く考えて検討せよ。そして、考えがまとまったら、いかなることがあってもやりとげるのだ。悪い結果になることもあろうが、いずれにせよ、その経験だけは決して忘れてはいけない。」
この本の主人公は、向上心があって、働いてお金を貯め、郷里から東京へ、東京からアメリカへと渡り、お金を騙し取られたり、使えないと言われて仕事をクビになったり、常人ではありえないような苦労と努力をしながら生きていく。
まだ、途中までしか読んでいないけれども、異国で住み込みで働きながら学費を稼ぎ、行商だとか色んな商売を考えて実践していく行動力。
そういう時代だったから、若さがあったから、という部分もあるのかもしれませんが、なかなか出来るものでは無いと思います。
そして、おいら。
今日も生活雑貨の売却で20600円をゲット。
郵便物を出したり、現金を全く使わないなど、この連休中の行動は同じようなものでした。
退職してから、実家への引っ越し、無職期間を経て、短期バイトに再就職。
人生の目標などは特になく、自立したいという希望はあるけれども、自立して何がしたいかというのは無い。
収入が激減したので、ミニマリストを目指し、苦学生のごとく節約する。養う家族もいなくなってしまったので、がむしゃらに働くことはせず、不労所得の研究をしたりして、年金を貰う歳まで、貯金を減らさない生活をして、何とか生き延びる。
これだけを考えていました。
でも、ただ生きているだけで、まるで生きている屍のようだな、と思い始めています。
これって、幸せじゃないんじゃないか、と。
星新一の本を読んで、星一(ほしはじめ)氏の生き方を読むと、生き方を学ばされる。
それは、
何かやりとげたい目標や生きがいをしっかりと持ち、それを達成するためには苦学生のごとく節制し、懸命に働いてお金を貯め、お金が貯まったら、自分の目標に向かって突き進む。
ということなんじゃないかと。
多分、今、おいらが感じている心のモヤモヤは、何の目標も持たずに、ひたすら苦学生のような修行のような生活をしているからなんだと思います。
節約自体は悪いことではないし、これからは「貯金を減らさない」という消極的な姿勢ではなく「貯金を増やす」という積極的な方向に持って行くことも必要だろう。
あとは、目標を見つけないとなんですよね。
今、この段階で、この本に巡り会えて良かったと思います。
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